LP(ランディングページ)

ランディングページとは

はじめに

ココナラで活動や、その他クラウドソーシングで活動する際に
LP」っていうワードが多用されていますよね!

そこでLPって何??
という謎に対して私も「奥が深い」と思う出来事があった為、昨年この記事を書きました!
その時はまだまだ実務での経験や理解に不足を感じていたため、この公開まで温めて参りました。

※ただ、LP制作は様々な立場からいろんなセオリーを用いて解説されていたりしますので、こちらの記事は私がこれまでの実務や学習から得た見解だということをご了承くださいませ。

Webエンジニアからすると作成することにおいては、Webサイトとの違いがあまりイメージがつかないかもしれません。
ですが、WebデザインやWebマーケティングの現場ではその役割や、意義がかなり変わってきます。

ランディングページ(LP)とは、広告や検索エンジン様々な経路から流入してきたユーザーが最初に閲覧するWebページのことです。

主に、商品やサービスの購入、資料請求、会員登録などのアクションを促すために使用されます。
こちらは、Webデザイン・マーケティング領域でコンバージョンと言われます。
コンバージョンとは、Webサイトやランディングページ上で訪問者が特定の望ましいアクションを起こすことを指します。
具体的には:

  1. 目標達成のプロセス
  2. 訪問者が意図した行動を完了すること
  3. 単なる閲覧から、具体的な成果につながる行動への移行

こちらだとイメージつきにくいかもしれませんね。
例えば…:

  • 資料請求フォームへの入力
  • 商品の購入
  • セミナー申し込み
  • 無料トライアルの登録
  • メールマガジンやLINEへの登録  etc…

Webマーケティングにおいては、このコンバージョンを最大化することが重要な戦略となります。つまり、いかに効果的に訪問者を目標のアクションへと導くかが、LPにおいても同様重要な部分となります。

ランディングページの種類

LPには、さまざまな種類があります。ここではLPの種類について、詳しく解説します。
なお、Google Analyticsにおける「ランディングページ」は広義の意味であり、ユーザーがWebサイトに訪問した際に最初に閲覧したページ(“着地ページ”)を指します。

1. 商品・サービス紹介型LP

商品やサービスの特徴やメリットをわかりやすく紹介するLPです。商品やサービスの購入を促すために使用されます。

2. キャンペーン告知・プロモーション型LP

セールやキャンペーンなどの告知を行うLPです。キャンペーンへの参加を促すために使用されます。

3. セールスレター型LP

商品やサービスの魅力を訴求して、購入を促すLPです。セールスレターと同様の構成で作成されることが多いです。

4. お問い合わせ型LP

お問い合わせの獲得を促すLPです。資料請求や無料相談などのお問い合わせフォームを設置します。

5. 会員登録型LP

会員登録の獲得を促すLPです。会員登録フォームを設置します。

LPの種類は、上記の5種類に限りません。企業の目的やターゲットによって、さまざまな種類のLPが作成されています。また、LPは、単一の種類に分類できないこともあります。例えば、商品・サービス紹介型LPとキャンペーン告知型LPを組み合わせたLPもよく見られます。

一次コンバージョン、二次コンバージョンで役割や割合が分かれるものもあり、実践で悩んだ際に感覚がつかめてくると思います。

WEBエンジニアは、LPの種類や設計・制作のポイントを理解した上で、企業の目的やターゲットに合ったLPを作成することが重要です。

作成にあたり、知っておくべきポイント

LPは、ユーザーの行動を誘導するために重要な役割を果たします。
3秒以内に伝わるものが好ましいです。(一般的にはデザイナー領域とされます。)
スローな脳(集中力のある状態)ではなく、ファーストな脳(集中力が落ちている・ない状態)で判断できる分かりやすいものでないといけません。
LPの設計や制作において、以下のポイントを押さえることが重要です。

ポイント

短時間で読み飛ばす訪問者が多い為、文章を文章と認識させないようにつくりこむことも大事です。

  • ユーザーの目的を明確にする

LPを訪れるユーザーの目的は、商品やサービスの購入、資料請求、会員登録など、さまざまです。ユーザーの目的を明確にすることで、LPの設計や制作に必要な情報を絞ることができます。

  • 訴求ポイントを明確にする

LPでは、商品やサービスの魅力を訴求して、ユーザーの行動を促すことが重要です。訴求ポイントを明確にすることで、効果的なLPを作成することができます。

ポイント

情報整理は大事です。一番伝えたいところから順番に文字の大きさを整えていくようにしましょう。

ポイント

もしライティングも請け負うのであれば、AIを活用しましょう!

  • CTA(Call to Action)をわかりやすくする

LPでは、ユーザーに具体的なアクションを促すCTA(Call to Action)を設置することが重要です。CTAは、ボタンやリンクなど、ユーザーが簡単にクリックできる形で設置しましょう。

ポイント

様々な参考LPを見てわかるかと思いますがボタンは押したくなる色選びをしましょう。

LPの構成

LPの構成は、大きく分けて以下の3つに分けられます。

  • ファーストビュー

LPの冒頭部分で、ユーザーの注意を引いて、次のコンテンツに進んでもらうための役割があります。

  • ボディ

LPの中核部分で、商品やサービスの魅力を訴求して、ユーザーの行動を促すための役割があります。

  • クロージング

LPの最後に、ユーザーの行動を促すためのCTA(Call to Action)を設置する部分です。

それぞれの構成には、以下の要素が含まれます。

ファーストビュー

  • キャッチコピー
  • メインビジュアル
  • CTA(Call to Action)

ボディ

  • 導入文(こんなお悩みございませんか?など…)
  • 商品やサービスの特徴やメリット
  • 価格やキャンペーン情報
  • お客様の声や実績
  • よくある質問
  • お申し込みの流れ

クロージング

  • CTA(Call to Action)
  • お問い合わせフォーム
  • 無料トライアルの申し込みフォーム

これら全てが必須ではなく、作成するLPによって変更・構成します。
また、LPの構成は、ユーザーの心理を理解した上で設計することが重要です。例えば、ファーストビューでは、ユーザーの興味を引く分かりやすいキャッチコピーや画像を設置して、ユーザーの注意を引くことが重要です。ボディでは、ユーザーの疑問や不安を解消しながら、商品やサービスの魅力を訴求することが重要です。クロージングでは、ユーザーが行動を起こしやすいCTAを設置することが重要です。

LPの構成を検討する際には、これらの要素を踏まえて、ユーザーの視点に立って設計することが大切です。

ポイント

この時、LPに専門用語が入っていたら、できるだけ誰が読んでも分かるように書き換えや注釈をつけましょう。調べることで一旦離れてしまうのを避ける為です。

まとめ

ランディングページは、Webマーケティングにおいて重要な役割を果たすツールです。
そのため、クライアント様にとってLPが本当に必要なのか、何をもって「コンバージョン」とするのか、どういう場所でつかうのか、最初の聞き取りも大事になってまいります。
マーケティング要素・デザイン要素とともに重要な制作物ということが分かるかと思います。
WEBエンジニアは、LPの種類や設計・制作のポイントを理解することで、効果的なLPを作成することができます。

補足

LPを請け負う際は、サイト制作と同じく
まず最初に見積りや契約書などで合意をとります。
構成(ワイヤーフレーム)→(デザイン作成)→コーディング→確認・納品
このように段階をわけることをおすすめします。
気に入らないと途中で辞められたり、無償のまま仕事をしたと悔しい思いをしないように気をつけましょう!!

コメントする

上部へスクロール