クエリパラメータ

Web開発者必見!クエリパラメータの基本と活用

1. はじめに

Web開発において、URL に様々な情報を付加してサーバーに送信する クエリパラメータ は、Web サイトの機能を拡張し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための重要な要素です。

この記事では、クエリパラメータの基本から活用方法、注意点までを網羅的に解説します。

この記事は以下のような方を対象としています。

  • Web 開発初心者の方
  • クエリパラメータの基本を理解したい方
  • クエリパラメータの活用方法を知りたい方

2. クエリパラメータの基本

2.1 URL の構造とクエリパラメータの位置

URL は、Web サイトの場所を示す住所のようなものです。クエリパラメータは、URL の末尾に ? を付けて、key=value の形式で追加されます。

https://example.com/page?param1=value1&param2=value2
  • https://example.com/page: URL の基本部分(スキーム、ホスト、パス)※1
  • ?: クエリパラメータの開始を示す記号
  • param1=value1: 1 つ目のクエリパラメータ(key: param1, value: value1)
  • &: 複数のクエリパラメータを区切る記号
  • param2=value2: 2 つ目のクエリパラメータ(key: param2, value: value2)
※1 スキーム、ホスト、パス
  1. スキーム(Scheme)
    スキームは、リソースにアクセスするためのプロトコルを示します。例として「http://」や「https://」が挙げられます。
  2. ホスト(Host)
    ホストは、リソースが存在するサーバーを特定するための識別子で、通常はドメイン名やIPアドレスが含まれます。例えば、「www.example.com」や「example.com」が、ホスト名として適切です。
  3. パス(Path)
    パスは、ホスト内で特定のリソース(ファイルやページなど)を指定する部分です。例として「/path/to/page」や「/index.html」が挙げられます。パスがない場合、デフォルトのリソースが返されることもあります。

2.2 クエリパラメータの形式

クエリパラメータは、key=value の形式で記述します。key はパラメータの名前、value はパラメータの値です。

  • key: パラメータを識別するための文字列
  • value: パラメータに設定する値

2.3 複数のパラメータの指定方法

複数のクエリパラメータを指定する場合は、& で区切ります。

https://example.com/page?param1=value1&param2=value2&param3=value3

2.4 URL エンコードの必要性(※)

URL には、特定の文字 (空白、記号など) を含めることができません。これらの文字は、URL エンコード (パーセントエンコーディング) を使用して変換する必要があります。
※URL エンコードは、あくまで URL に使用できない文字を、URL で使用できる文字に変換するための処理なので、URL に使用できない文字が含まれていなければ、URL エンコードは不要です。

  • JavaScript: encodeURIComponent() 関数を使用
  • Python: urllib.parse.quote() 関数を使用

3. クエリパラメータの活用

クエリパラメータは、Web サイトの様々な機能を実現するために活用されています。

3.1 検索エンジンのクエリパラメータ

検索エンジンでは、検索キーワードがクエリパラメータとして URL に含まれます。

https://www.google.com/search?q=クエリパラメータ

3.2 ページネーション

Web サイトのページネーションでは、ページ番号がクエリパラメータとして URL に含まれます。

https://example.com/products?page=2

3.3 フィルタリング

商品の絞り込みなど、フィルタリング機能では、フィルタ条件がクエリパラメータとして URL に含まれます。

https://example.com/products?category=electronics&brand=sony

この形を過去どこかでみたことのある方は、こちらのブログかと思います!
▼藤井講師のブログです!
https://zero1-pg.com/2023/08/21/36359/

3.4 ソート

商品の並び替え機能では、ソート条件がクエリパラメータとして URL に含まれます。

https://example.com/products?sort=price_asc

3.5 セッション管理

Web サイトによっては、セッション ID をクエリパラメータとして URL に含める場合があります。

3.6 広告トラッキング

広告の効果測定では、広告クリック時にクエリパラメータが付加されることがあります。

4. クエリパラメータの注意点

4.1 URL の長さ制限

URL には長さ制限があります。クエリパラメータが長すぎると、URL が正しく処理されない場合があります。

4.2 セキュリティ(パラメータの検証)

クエリパラメータの値は、ユーザーが自由に操作できるため、悪意のあるユーザーによって不正な値を設定される可能性があります。必ずサーバー側でパラメータの検証を行う必要があります。

WordPressでのパラメータ検証

WordPressでは、以下の方法でパラメータ検証を行うことができます。

  1. WordPressの提供する関数:
    • sanitize_text_field(): テキストフィールドの値をサニタイズします。
    • esc_url(): URLをエスケープします。
    • intval(): 整数に変換します。
    • wp_verify_nonce(): CSRF(クロスサイトリクエストフォージェリ)攻撃を防ぎます。
  2. プラグインの利用:
    • WordPressのセキュリティを強化するためのプラグインが多数存在します。
    • これらのプラグインを利用することで、パラメータ検証を自動化したり、より高度なセキュリティ対策を講じることができます。
  3. .htaccessの設定:
    • .htaccessはApacheウェブサーバーで動作する設定ファイルで、サーバーレベルでリクエストを制御します。
    • 特定のIPアドレスからのアクセス制限、不正なリクエストのブロック、ディレクトリへの直接アクセス防止などができます。

4.3 SEO への影響

クエリパラメータは、使い方によってはSEO に影響を与える可能性があります。そのため、適切なクエリパラメータの使い方を心がける必要があります。

5. UTMパラメータ

クエリパラメータを手書きする場面は、GA4(Google Analytics 4)におけるURLパラメータ、特にUTMパラメータの場合が多いと思います。

UTMパラメータが載っている特別講義はこちら
▼受講生はリンクから確認できます!
https://zero1-pg.com/topic/2023-01-30access_up_method/

6. まとめ

クエリパラメータは、Web サイトの機能を拡張し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための重要な要素です。
この記事で解説した内容を参考に、クエリパラメータを効果的に活用してください。

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