日々の学習お疲れ様です!
前回は「検索ボリューム」についてご紹介しました。
検索ボリュームを確認することで、そのキーワードが1か月にどのくらい検索されているのか、つまり「どのくらい需要があるキーワードなのか」を調べることができるというお話でした。
しかし、前回の記事でも少し触れたように、
検索ボリュームが多い=狙うべきキーワード
とは限りません。
検索数が多くても、すでに強力な競合サイトがたくさん存在していれば、当然、自身のサイトを検索結果の上位に表示させることは難しくなります。
そこで今回は、
「SEOにおける競合調査」
について解説していきます。
1. SEOにおける「競合」とは?
「競合」と聞くと、同じ商品やサービスを提供している同業他社をイメージする方が多いと思います。
しかし、SEOにおける競合は少し意味が異なります。
SEOでは、
狙っているキーワードで検索したとき、検索結果の上位に表示されているWebページ
が競合になります。
例えば、自社がケーキ屋さんだったとしても、「誕生日ケーキ 選び方」というキーワードで検索した結果、ケーキ屋さんだけでなく、食品系メディアや情報サイトが上位に表示されていれば、それらもSEO上の競合になるということです。
つまり、
ビジネス上の競合と、SEO上の競合は必ずしも同じではないことに注意してください。
2. まずはGoogleで実際に検索してみよう
競合調査と聞くと、専用のSEOツールが必要そうに感じるかもしれません。
もちろん本格的な分析には専用ツールも便利ですが、最初にやってほしいのは非常にシンプルです。
狙っているキーワードをGoogleで実際に検索してみましょう。
例えば、
「WordPress」
というキーワードを狙いたいのであれば、実際にGoogleで「WordPress」と検索します。
そして、広告などを除いた通常の検索結果(「自然検索」、「オーガニック検索」などと呼ばれます)で、上位10件程度を確認してみます。
3. 上位サイトのどこを見る?
検索結果を確認したら、実際に上位表示されているページをいくつか開いてみましょう。
最初は、以下のようなポイントを確認するだけでも十分です。
- 企業サイトや公式サイトばかりではないか
- 個人ブログや小規模なWebサイトも上位に入っているか
- どのようなタイトルが付けられているか
- 記事内でどのような内容・見出しが扱われているか
例えば、検索結果のほとんどを公式サイトや大手企業、大規模なメディアが占めている場合、そのキーワードで上位表示を狙う難易度は高いと考えられるので、狙うキーワードを変えたり、長くすることを検討する必要があります。
一方で、個人ブログや比較的小規模なWebサイトも上位表示されている場合は、自分のサイトでもそのキーワードで上位を狙える可能性があります。
4. ロングテールキーワードが重要になる理由
ここで、第1回の記事でご紹介した「ロングテールキーワード」の話につながります。
例えば、
「WordPress」
というキーワードは検索ボリュームが非常に大きい一方、競合も非常に強くなります。
そこで、
「WordPress カスタム投稿 作り方」
のように、より具体的なキーワードでも検索してみます。
キーワードを具体的にすることで検索ボリュームは小さくなる傾向がありますが、その分、競合も少なくなる可能性があります。
つまりSEOでは、
「検索されているキーワード」かつ「自分のサイトでも上位を狙えそうなキーワード」
を探していくことが重要です。
5. 競合の記事内容も確認しよう
競合調査では、「どんなサイトが上位にいるか」だけでなく、実際の記事内容も確認します。
例えば、
- ユーザーのどのような疑問に答えているか
- どのような見出しが設定されているか
- 画像や図解は使用されているか
- 初心者向けなのか、専門家向けなのか
- どの程度詳しく説明されているか
などを確認します。
ネットで検索するという行為は、ユーザーが何かを調べたくて行っているものです。
つまり、何かの答えに辿り着きたいという目的が存在します。
上位記事をいくつか見ていくと、
「このキーワードで検索する人は、こういう情報(答え)を求めているのでは?」
という傾向が見えてきます。
これはSEO記事を作成するうえで非常に重要な情報になります。
6. 競合記事をそのまま真似するのはNG
ここで注意したいのが、
「上位表示されている記事と同じ内容を書けばいい」
というわけではないことです。
競合調査の目的は、上位記事をコピーすることではありません。
上位記事を参考にしながら、
- ユーザーがどのような情報を求めているのか
- 上位記事にはどのような情報が含まれているのか
- 逆に不足している情報はないか
- 自分だから提供できる情報はないか
を考えていきます。
例えば、自分自身がWordPress制作で実際に経験したトラブルや解決方法があるのであれば、それも非常に有益な情報になります。
実体験や独自の情報を追加することも、競合との差別化につながります。
7. SEOツールの「難易度」は参考値として考えよう
SEOツールの中には、
- SEO難易度
- キーワード難易度
- 競合性
などを数値で表示してくれるものもあります。
非常に便利な機能ですが、注意したいのは、
これらは各SEOツールが独自の方法で算出した指標である
という点です。
そのため、
「SEO難易度が低いから絶対に上位表示できる」
というものではありません。
SEOツールの数値は参考にしつつ、最終的には実際のGoogle検索結果も確認するようにしましょう。
8. まとめ
今回は「SEOにおける競合調査」についてご紹介しました。
ポイントは以下の通りです。
- ビジネス上の競合とSEO上の競合は異なる
- 狙いたいキーワードを実際にGoogleで検索する
- 上位10件程度のサイトを確認する
- 企業や公式サイトばかりなのか、個人サイトも存在するのか確認する
- 上位記事のタイトルや内容、見出しを確認する
- 検索ボリュームだけでキーワードを決めない
- SEOツールの難易度は参考値として考える
SEOでは、
「検索需要がある」×「自分のサイトでも上位を狙えそう」
というキーワードを探していくことが重要です。
ここまでで、
「キーワードを探す」
↓
「検索ボリュームを調べる」
↓
「競合を調べる」
ところまで進みました。
では、競合も確認できたら、いよいよ記事を書き始めればよいのでしょうか?
実は、その前にもう一つ非常に重要なことがあります。
それが、
「そのキーワードで検索した人は、何を知りたいのか?」
という視点です。
次回はSEOにおいて非常に重要な**「検索意図」**について解説していきます!
