メールサーバーでメールを作っていますか?

みなさまはじめまして!
新しく講師となりました上西と申します。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

web制作会社に2年ほど勤め、現在はフリーランスとして活動しております。
AIについても勉強中なので、そうした投稿もしていきたいと思います!

さて本題ですが、
今回は 「フリーランス・副業こそ 独自ドメインメールを導入すべき理由」 についてお伝えしたいと思います。

1. はじめに

フリーランスや副業を始めると、 意外と早く直面するのが
「ビジネス用メールアドレス問題」です。

普段使いのGmailやYahoo!メールは 気軽にメールを送受信できますが、
果たしてそれがビジネスシーンにおいて 最適解と言えるのでしょうか。

実際、私自身がマーケティングエキスポ (いわゆる展示会)に参加した際、
事前の登録情報入力欄には 「必ず独自ドメインメールアドレスで 登録してください」との 指定がありました。

GmailやYahoo!メール、さらには「info@」などの汎用的な独自ドメインメールアドレスは、
「捨てアドレス」とみなされて 登録自体が拒否されたのです。

この経験を通じて、
ビジネスシーンにおけるメールアドレスの 重要性を痛感しました。

2. フリーアドレスと独自ドメインメールの比較

2-1. フリーアドレスとは

GmailやYahoo!メールなど、 誰でも簡単に無料で作成できるメールアドレスを 「フリーアドレス」と呼びます。

利便性が高くすぐに利用を開始できる一方で、
匿名性が高いためスパムや詐欺メールに 悪用されやすいというデメリットもあります。

独自ドメインメールとは、
自分または自社が取得したドメインを使って 運用するメールアドレスです。

2-2. 独自ドメインメールの仕組み

たとえば、[yourname@yourname.com] のように自分のブランドや屋号をそのままメールアドレスとして表現できます。

これにより、ビジネスとしての信頼性を大きく向上させることが可能です。

3. マーケティングエキスポでの実体験

私が参加したエキスポでは、「独自ドメインのメールアドレスでの登録が必須」だったとお伝えしました。

理由は明確で、
GmailやYahoo!メールなどのフリーアドレスは
「簡単に捨てられる」
「スパムの温床になりやすい」
という印象が強く、公式からの連絡が確実に届かないリスクがあるからです。

さらに、「info@」のような汎用的なアドレスも
「担当者が特定できない」
「後日メールを送っても誰も確認していない可能性がある」
といった理由で使用禁止となっていました。

ビジネスの場では「信頼性」と「到達性」の確保が必須であると、あらためて実感しました。

4. 独自ドメインメールを使うメリット

4-1. ビジネス上の信頼性

独自ドメインメールは、Gmailのようなフリーアドレスと比較して圧倒的にビジネス感があります。

企業の問い合わせ窓口として運用されることで、クライアントや見込み客に安心感を与え、
何よりスパム判定されにくく、メールの到達率も向上します。

4-2. セキュリティと運用管理の強化

独自ドメインメールでは、SPF、DKIM、DMARCといった送信ドメイン認証を設定できます。

これにより、第三者によるなりすましやフィッシング詐欺のリスクを大幅に低減できます。

4-3. ブランド力の強化

独自ドメインメールは、屋号やサービス名をダイレクトに伝えることができる強力なツールです。

初めてのクライアントにも「この人はしっかりしている」という安心感を与え、
ブランディングの一環としても非常に有効です。

5. 独自ドメインメールのデメリットと導入課題

一方で、独自ドメインメールにはいくつかの導入ハードルがあります。

  • ドメイン取得費用・維持費用(年間数千円程度)
  • メールサーバー設定(DNS、MXレコード、SSL証明書など)
  • ブラックリスト化、スパム判定対応などの運用リスク

しかし、
みなさんはXサーバーを契約していますので、追加コストもなく、比較的簡単に導入・運用が可能です。

6. まとめ

フリーランスや副業で活動する方にとって、独自ドメインメールは単なる連絡手段ではなく、
「信用」「セキュリティ」「ブランディング」の
三本柱を支える重要なインフラです。

特にオフラインで営業活動する方は、信頼されるメールアドレスを持つことが、
案件獲得や商談をスムーズに進める上で大きな武器になります。

また、
私自身のエキスポでの経験からも分かるように「info@」やフリーアドレスでは済まされない場面は確実に存在します。

作っておいて損することはないので、一度検討してみてはいかがでしょうか?


次回は、
・「Xサーバーにおける独自ドメインメールの作成方法」
・「メールの転送方法」
について記載予定です。

あらためまして、これからどうぞよろしくお願いいたします!!

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