Perplexity

本日連休の方は最終日ではないでしょうか?
皆様どのような連休をお過ごしでしたか?
いままでの連休はあまり予定のない私でしたが、子供が少し大きくなった去年からは予定が入るようになりました♪
今年は白浜のアドベンチャーワールドに行ってきました!(このブログが公開されるころには過去形です ^ ^)未来の私よ、パンダは見えたかな?

Autoronに続きまして、またまたお待たせいたしました!
今回はこちら!検索エンジンの新たな選択肢、Perplexityです。

理由は飛ばしてもらって結構です!実践はこちらからどうぞ

Perplexity選定理由

なぜこのAIに注目するかといいますと、
私はもともと化学出身なので、さまざまな身の回りの不思議について論文を参考にすることが非常に多いです。

これからの季節によく聞く「接触冷感」ひとつ例にあげましても様々な視点から研究が行われています。

これらの熱源の発生条件や主体となる実験環境、冷感を感じるという個々人の感想・触れるものとの温度差、さまざまな観点から同じく「冷感」というものを定義・考察します。

  • 生物または植物
  • 被服・繊維
  • 電子・基盤
  • 社会工学
  • 運動
  • 工学
  • 心理
  • 医療
  • 建築

などです。

私は、常々周りのがん患者仲間にも伝えていますが、まず自分の状況を知ろう!ということです。自分の状況がわかれば、対策を自身でも模索出来、先生に相談できます。
私は自分のがんの特徴を完全とはいかなくても理解し、疑問に思った箇所はある程度の納得がいくまで先生に質問する為、先生は毎回引き気味です。(家族談)

今まで出産を除いて5回入院した経験のある私が辿りついたことは、”先生や病院には得意不得意・できることの範囲に特徴があること。”です。

当然のようで、意外と先生が言うから…と鵜呑みにしちゃいますよね?
私のIgA血管炎も病名が分かるまで約1か月半かかりました。最後には腸がぶくぶくに腫れて他臓器への圧迫や骨にあたり続けると激痛で寝られないほどになってましたね。(横になるとどうしてもあばら骨にあたるので…)

AIの話に戻します。

そこで、やはり治療方法や論文を検索します。

化学分野においても医療分野においても、SEO的に力を入れている大学や公開作業をたくさん行ってくれている大学の論文しかなかなか検索上位には出てきてくれません。
なので、結局CiNii Research – 国立情報学研究所や、J-STAGE、あとは研究者が載っているデータベース類がいくつかあるのでそちらから同じ研究者を辿ったり同じ大学、研究室で情報を辿ったりしなければなりません。

希少な病気になれば、検索が困難を極めるのです。

あとあるあるなのが、日本の論文が英文でしか情報が公開されていないものもあります
画像としてのPDF化されてた場合にはなんて書いてあるかもわかりません。片手間に読みたい際には非常に困ります。

そこで昨今のAIに論文に特化して検索できるという側面でわたしが魅力を感じ、ご紹介に至ります。他のPerplexityを紹介しているエンジニアとは特色や観点が違うと思いますので面白く思ってもらえたらと存じます。

Perplexity実践

Perplexityのサイトを訪れます。そしてサインインしなくても使えます。
ログを残されたい方はサインインしてくださいね!サインインする・しないのできることの差を記事にしてくれている方も散見されたので今回は割愛します。
そしてメールアドレスでのログインは、パスワードを設けるなどではない手法なので特殊に感じました。(そのメースアドレスの届き先のみログイン可能でした)

会話型検索エンジンというだけあって、対話型の生成AIに馴染みのある我々も検索バー?へプロンプト入力も通常通りの感覚で行えそうですね。

実践1

まず、中央の「何か質問してください」の部分にそのまま浮かんだ検索したいことを書き込んで送信してみました。

ここでおや~?と思いました。私が入力した日本語と少し違うワードだったので、次の検索時によく目をこらすと、一旦英語?にしてから、検索しそして出てきた結果を日本語にしているようです。なのでこちら↓

言語の設定はありますが、まだ完璧な日本語専用のつくりではないようです。

そして質問内容が、「何か質問してください」の部分にクリックで出てきたこちらの画像部分について質問をしました。

そして以下がAIが出してくれた検索結果です。

私が質問した内容が伝わっていませんが、全体的に見やすい構成で出てくる仕様にしてあるのだなと感じました!

赤いブロックで区画分けしましたが、特に注目なのがソースを回答よりも上に持ってきている点と、サイドバーには、丁寧に他の項目での検索も用意されている点でした。

実践2

次は私が使いたい論文検索です。

画像にもお示ししている、フォーカス部分を開いて、アカデミックを選択します。

次に、質問をし、結果をみます。

アカデミックでの検索だと、検索結果としてほしいソースなどは表示がされないですね。
そして扁桃腺と打っても、変な日本語に変換されているのでこの辺り学術論文のみならず通常の検索にも精度の向上を期待したいところです。

ソースがなかった為、次に聞いてみました。

出てきた情報を検証しました。
これらをコピペで検索したところ、上からHirano Dさん小児科の研究者ポータルには載っていましたが大規模コホート研究をされていらっしゃる研究内の第一研究者の名前で載っている論文は見つかりませんでした。(公開していない可能性も多分にあります)
希少な病気の参照元にもよるかもしれないのでまだ一概に言い切れないところですが、実用性までの太鼓判は押せない形でした。
非常に残念ですが、選択肢の一つととらえたいですね。

この後、肺がん関連で調べたら、やはりソースが出てきた為、Web上に公開されているされていないなど精査と情報を扱う際の注意が必要です。

補足

今回は以前から試してみたかったAIをご紹介しました!

結果は残念な印象ではありましたが、これからブラッシュアップしていってもらいたいと願います。日本語の精度も然り…

今回、いつもの論文ツールを調べていたら、Google Scholarというものも見つけました。学術論文検索用サーチエンジン「Google Scholar」のベータ版として2004年には出ていたようです。こちらはまた個人的に使用してみたいと思います。
学術的論文における、査読論文、学位論文、プレプリント、書籍、テクニカルレポートなどインデックスして検索できるようにしているそうです。

では、良いゴールデンウィーク最終日の夜をお過ごしくださいませ~

「Perplexity」への2件のフィードバック

  1. 最近はOpenAIが検索エンジンの代わりになるものを作ろうとしてるみたいですね!
    エビデンスを求められる時にはPerplexityのiOSアプリを使ってます。

    1. 藤本(黒田) 弥久

      エビデンスを求められる時にはPerplexityのiOSアプリを使われているとのこと、ありがとうございます!確かにそういう使い道がよさそうですね!私もアプリはインストールのみ行ってそのままにしちゃってるので、Web上にたくさん発信されている情報であれば拾いやすそうですし、私も活用方面を考えて利用したいです!^^

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