こんにちは。梅雨の季節、じめじめした日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
タブレットを使ってWordPressの作業ができたら便利だなと考える方も多いかもしれません。
そんなわけで、今日は「タブレットでWordPressはどこまでできるのか?」というテーマで、個人的な感想を交えつつ書いてみます。
結論から言うと──「できるけど、できない」というのが私の率直な意見です。
専用アプリで簡単な操作は可能
WordPressには公式の専用アプリがあります。これを使えば、投稿の作成や編集、固定ページの追加、コメントの管理といった基本的な操作は一通りこなせます。
ちょっとした記事の下書きを書いたり、画像を貼ったり、見出しを整えたり…といった「ライティング中心の作業」であれば、タブレットはむしろ快適かもしれません。
画面タッチで直感的に操作できるのも魅力ですね。
でも「カスタマイズ」や「検証」には不向き
問題は、もう少し踏み込んだ操作が必要になったときです。
たとえば、
- テーマのコードをいじる
- テーマのインストールやプラグインの詳細設定
- カスタムCSSを書く
- JavaScriptの挙動を確認する
- ブラウザの検証ツール(デベロッパーツール)を使ってバグを追う
…といった作業になると、タブレットではほぼお手上げです。
一応、外部キーボードをつけたり、ブラウザ経由でWordPress管理画面を開いたりすることで対応できなくもありませんが、画面が小さくて効率が悪かったり、そのその検証ツールを出すことに手間が掛かかります。
あくまでも「簡単な更新作業」や「記事の準備」くらいに留めておくのが無難でしょう。
学習目的ならどう使い分けるべきか?
最近は、WordPressをこれから学ぼうという方もタブレットをメインにしているケースが増えています。
たしかに、動画でのコンテンツ視聴や、簡単なノート取り程度であればタブレットは便利です。ですが、実際に手を動かしてサイトを作ったり、カスタマイズしたりする段階になったら、PCの方が圧倒的にやりやすいです。
キーボード入力や画面の切り替え、マルチタスク処理など、PCの作業効率はやはり段違い。
「作業をする環境」として考えるなら、やっぱりPCに軍配が上がります。
まとめ
タブレットでWordPressは──
できるけど、できない。
- 投稿や簡単な編集 → ◎タブレットでもOK
- カスタマイズやコード編集 → ✕ほぼ不可能
WordPressの学習を始める方も、「視聴や調べ物はタブレット」「実作業はPC」という使い分けが理想的です。
無理してタブレットだけで完結しようとせず、作業のフェーズによってデバイスを切り替えるのが、効率よく作業出来るコツですね。