提案文を作るうえで考える6つの事!

先日の台風大変でしたね。車で帰宅していましたが久しぶりに前が見えないほどの雨に遭遇しました。皆さんも運転はご安全に!

さて今回はクラウドワークスで仕事をなかなか受注できないときに見て欲しい内容です。かく言う私も初受注までには時間が掛かりました。80件くらい提案したところで初受注できた案件は今でも覚えています。その中で提案文をトライ&エラーしてこれは良かったかなと感じた内容をお話できたらなと思います。

私が意識したポイントは6つです。

お客様のホントの目的を想像すべし!
同じジャンルのサイトを分析すべし!
自分の強みを分析すべし!
技術アピールではなく提案をすべし!
発注者の情報を確認すべし!
コンペで他の人の提案を参考にすべし!

それでは順番に説明してきます。

お客様のホントの目的を想像すべし!

案件では「〇〇〇のサイトを制作してください」という依頼内容をよく見かけます。それをそのまま受け取ってしまうのはもったいないですね。
例えば学習塾のサイトであれば、目的の例として「塾の強みを知って貰い問い合わせ件数を増やす」があります。もっと具体的にいうと「塾の雰囲気を子供に伝わるように明るいテイストにするが、塾の契約をする決定権を持つ保護者に塾の実績を伝えたい」などあります。お客様はサイト制作するその先にホント目的があります。
実は依頼しているお客様自身もボンヤリとしたことしか頭に浮かんでおらず、目的がはっきりとしていない部分もあります。そこを引き出し提案文にするところが腕の見せ所ですね。

同じジャンルのサイトを分析すべし!

よほど特殊なジャンルではない限り、同じジャンルのサイトは沢山あります。少なくても5つくらいは他のサイトを見て情報を仕入れておきましょう。このジャンルでは最低限どんな機能が必要なのか?どんな流行りがあるのか?を知って提案文に入れていきましょう。

自分の強みを分析すべし!

WEB制作を始めると今まで自分勉強したこと、経験したことがリセットされてしまう分けではありません。ぜひ自分の経験を活かす提案をしてみてください。例えば飲食店のサイト制作案件で、学生時代に飲食店でアルバイト経験がある方は、どんな飲食店が人が集まるのか?店長が何を大切にしていたのか思い出してみましょう。以外と他の人にはできない提案ができるかもしれないですね。

技術アピールではなく提案をすべし!

これは私も思い返すとやってしまっていましたが、提案が単なる技術アピールになっている場合があります。悪いというわけではありませんが、あくまでもWEBサイトの目的はお客様の改題を解決する手段を提供するです。せっかく学んだことをPRしたい気持ちは非常に分かりますが、そこはぐっと抑えましょう。「問い合わせフォームを設置できます」ではなく、「サイトを訪れたユーザー様へは契約前に質問等の問い合わせをしたいでしょうから、問い合わせを促すために見やすい位置にフォームを設置します」などです。

発注者の情報を確認すべし!

発注者は大きく2つ分けることができます。「ユーザー」か「WEB制作会社」です。「ユーザー」とはサイトを作って欲しい依頼者を指します。その場合は先に述べた内容でOKです。ですが「WEB制作会社」の場合は勝手が違ってきます。具体的には日中返信がすぐにできるか、作業可能時間や、実績、制作の流れ・環境をより詳細に書くとよいでしょう。

コンペで他の人の提案を参考にすべし!

最後にお勧めしたいことは、コンペで他の人の提案を参考にすると勉強になります。クラウドワークスは「コンペ」という形態があり、他の人の提案文まで覗けるものがあります。特に評価が高い方の提案文は非常に参考になります。言い回しやどんなことを提案しているのかTTM(徹底的に真似る)してみましょう。

以上の内容です。
企業が副業を解禁しているところも多く、以前より競合他者が多くなってきている感はあります。そんな中で受注するための一番初めにお客様と接触できるところは「提案文」です。この一期一会の機会を逃さないためにも提案文を磨いていきましょう!

また経験的に受注につながる案件は受注前に、お客様から詳細確認や質問のメッセージが来ることがほとんどです。まずは返信率を高めることを目標に頑張りましょう!ではまた次回!

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