ソースから目当ての場所を探し当てる。

はじめに

先月受けた基本情報技術者試験は見事受かっていました!
正式な合格発表は翌月末のようで、12月末の年末になるみたいです。

問題を解き進めている時は、6割正解は無理っぽいなーと思っていましたが
CBT方式で採点方式はIRT方式となります。
IRT方式とは、受験者の正答率によって配点が調整される方式です。そのため、問題ごとに明確な配点が決まっているわけではありません。
この採点方法に救われたような気がします。

CBTはPCでテストを受けるのですが、他の科目の方も同室同時間帯でテストをしています。
わたしが受けた時は横が簿記の検定を受けている方で、電卓叩く音がなかなか気になりました!!
もし気になる方は耳栓を持って行っても良いかもしれませんね。

せて、今回は塾生さんからリクエストのあった「ソースの探し方」について書いていきたいと思います。

基本は、目星をつける → 書き換える → 変わってない → 元に戻す の繰り返しです。
変数名などでおおよその仮説は立てられると思うので、上記を繰り返し、書き換えが成功するまで繰り返します。

では、ひとつずつ見ていきましょう。

環境による違い

WordPressが置かれている場所で大きく変わります。
テスト環境か、本番環境か?によっても変わります。(本番は書き換えて試せない)

どんな環境にせよ、管理画面のテーマエディターなどでは不可能に近いです。(一応検索機能はあります)
なのでまずは探したいソースをローカルに落としてくると良いです。
テーマだけ、プラグインだけでも良いです。落とし方はFTPでダウンロードしたりXサーバーならファイルマネージャからが手軽で良いですね!

あと、直接SSHで接続してもOKです。参考ブログ:VS CodeからWordPressを編集してみる

VSCodeでソースが見れるところまでいきましたか?

では次に進めます。

合言葉は”全文検索”

Ctrl + Shift + F を押してみて下さい。左にウインドウが出てきます。
この検索窓に入れると、VSCodeが開いているフォルダのすべてのファイルから検索をかけてくれます。

開発者ツールなどのクラス名を入れれば、それが定義されている場所やCSSが書かれた場所が見つかる事もあります。

変数の中身を確認する

あとはファイル名から怪しいものを一つずつ見て、前後の文脈などから書き換え内容を考えます。
PHP の echo で出力するのがまずは思い浮かぶと思います。
ただ、これだと配列や連想配列は Array となって中身が確認できません。

すべて出力するには var_dump() を使うと配列の中身を確認できます。
個人的にはif文と並んで使用頻度が高いです。

ただ、これだと文字列がただ羅列されて出力されるので非常に見にくいです。

そこで使うのが<pre>タグとprint_r()です。
どちらかだけでも少し見やすくなります。

④は非常にすっきりして見やすいですよね!

こんな感じで今の変数に何が入っているかを確認して状況を把握します。

デバッガーというのもあるのですが、PHPでは使った事無いのでまた機会があれば試してみたいと思います!

ファイル名検索

全文検索の他に、ファイル名で検索するというのも非常に使えます!

Ctrl + P で使えるのでぜひ使ってみて下さい!

さいごに

最終的に目当てのソースにたどり着けるようになるのは、鍛錬が必要です。あとは経験。
手を動かしまくるのが大切なので、それが出来る環境を作る事が近道な気がします。

テスト用のサイトを用意しておく。
一時的にプラグインを入れてそれを書き換える。

この時にわたしはSFTPプラグインを使ってローカルとサーバのファイルを同期しています。
ローカルでファイルをGitHubで管理しておけば失敗しても巻き戻す事もできます。

ローカルで変更を保存したら自動で同期させる設定にしています。
これもテストサイトだからこそですね!

また何でもコメントでもメタライフででも聞いて下さい!
メタライフは今月12/9 10:00 からの部に出席します。

「ソースから目当ての場所を探し当てる。」への2件のフィードバック

  1. ありがとうございます。

    コードのデバッグやウェブページの問題を特定する際に使います。

    また、質問などがあった場合にメタライフに参加させて頂きます。

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